こちらの地域は霧が良く発生するのは、事前情報では分かっていた事だけど…。
沖合にて暖流の黒潮と寒流の親潮が合流する為、濃霧が発生し易いらしい。
年間の霧の発生日数は約108日と3分の1にも及ぶそう…。
霧はえりもに近付いてもなかなか晴れない…。う〜ん、大丈夫か?これ?


そんな心配をしつつ近づいてきた 「 えりも岬 」 。国道336号線から道道34へ進路を変更。
えりも岬まで後は1本道。到着はもうすぐだ! って頃に丁度良く霧が晴れてきた!ヤッタ!!
10分程車を走らせ到着!所要時間はおよそ5時間 (寄り道時間を含む)。ナガカッタ〜!
しかし駐車場はほぼ満車…。 おぉ〜、結構人来るんだな〜。
バカにしている訳ではないけど、所要時間の割に有名な観光名所が少ない地域。
観光客はいるだろうけど混雑する事はないのでは?って勝手に思ってた事を反省…。
こちらえりも岬は名勝ピリカノカ (アイヌ語で「美しい形」の意味) に指定されてます!
また、えりも岬の名前の由来は、アイヌ語の「オンネエンルム」から。
大きく突き出た所を意味するこの言葉は、すなわち大きな岬を意味しているとの事。
霧が発生し易いのは前述の通りですが、同時に風が強い事でも有名!
風速10m以上の風が吹く日が年間290日以上もあるとの事! この日も強風でした…。



積丹のカムイ岬に比べて平坦な道が続くここえりも岬。
のどかで綺麗だけど、そんなに有名になる程か?って思ってた矢先の展望台。
うぉ!マジで綺麗な景色きた〜! 岬の先端を眺めると景色はホントに綺麗!
岬の周囲は高さ60mにも及ぶ断崖となっており、三段に及ぶ海岸段丘となっている。
沖合7kmまで岩礁が連なり、日高山脈国定公園の中核をなす観光地であるこちら。
そりゃ生半可な景色じゃ納得がいかないってもんですよね。
また、1974年に森進一が唄い第16回レコード大賞を受賞した「襟裳岬」で一躍有名に。
その歌碑なんかも建立されてたりもします!


岬の先端へは徒歩で行く事も可能!坂道はあれどアップダウンは少なく歩きやすい。
先端から海岸まで降りる事もできます!そしてその先はゼニガタアザラシの生息地!
300〜400頭程のアザラシが生息しているそう!双眼鏡等で観察可能です!
また岬には 襟裳岬「風の館」が建設されており、各種展示がされてます!
入館料は300円で有料。今回はパスしましたが、中では強風体験のコーナーなんかも!
風速25mを体感できるスペースでは子供と一緒に大人もキャーキャー楽しんでました!
訪れた際は是非体感してみて下さい!
≪ → 大きな写真はこちら! ≫
【 えりも岬 】
住所 : 幌泉郡えりも町えりも岬
TEL : 01466-2-4626 (えりも町役場 産業振興課)
入館料 : 大人300円 / 子供200円 (風の館)
開館時間 : AM9:00〜PM6:00 (5〜8月) / AM9:00〜PM5:00 (9〜11月、3・4月)
休館日 : 冬季間休業 (12〜2月)
大きな地図で見る
・Vol.1 【 マルトマ食堂 A - 苫小牧市汐見町 - 】
・Vol.2 【 第2回 えりもうに祭り - 幌泉郡えりも町 - 】
・Vol.3 【 えりも岬 - 幌泉郡えりも町 - 】
・Vol.4 【 百人浜の展望台 - 幌泉郡えりも町 - 】
・Vol.5 【 えりも町 灯台公園 - 幌泉郡えりも町 - 】
・Vol.6 【 冬島の穴岩 - 様似郡様似町 - 】
・Vol.7 【 エンルム岬 - 様似郡様似町 - 】
・Vol.8 【 親子岩ふれ愛ビーチ - 様似郡様似町 - 】
・過去の日記一覧へ
・最新の日記へ